FX業者は慈善事業じゃない。ビジネスだ。
お前から金を吸い上げる仕組みが、最初から設計されている。
その構造を、全部暴く。
スプレッド——見えない手数料。
FX業者が「手数料無料」と宣伝しているのを見たことがあるだろう。
嘘だ。正確に言えば、手数料はスプレッドという形で隠されている。
スプレッドとは、買値と売値の差だ。
ドル円のスプレッドが0.2銭なら、取引した瞬間に0.2銭分のコストが発生している。
「たった0.2銭」と思うだろ?計算してみろ。
1回0.2銭でも、1日10回×年250日。
年間で数十万〜数百万円がスプレッドだけで消える。
勝とうが負けようが、取引するたびに業者は確実に儲かる。
「手数料無料」は嘘だ。
スプレッドという名の手数料を、毎回確実に払わされている。
B-bookモデル——お前の注文は呑まれている。
お前がFX業者で注文を出す。その注文がインターバンク市場に流されていると思っているだろう。
多くの場合、流されていない。
国内FX業者の多くは「B-book」と呼ばれるモデルを採用している。
B-bookとは、顧客の注文をインターバンク市場に流さず、業者が自社で反対売買を行うモデルだ。
つまりこうだ。お前がドル円を買ったとき、業者はそのポジションの反対側に立っている。
お前が負ければ、その損失がそのまま業者の利益になる。
完全な利益相反。お前と業者は敵同士だ。
俺はずっと「業者は仲介してくれている」と思っていた。
B-bookの仕組みを知った時、6年間ずっと騙されていたことに気づいた。
なぜスプレッド0.2銭のような極端に狭いスプレッドで運営できるのか。
答えは簡単だ。顧客の損失が収益の柱だから。
スプレッドなんかオマケに過ぎない。本当の利益は、お前が負けた金だ。
スワップポイント——もう一つの搾取。
「高金利通貨を買えばスワップポイントで毎日チャリンチャリン稼げる」
FX業者のサイトにそう書いてあっただろう。鵜呑みにするな。
スワップポイントは通貨間の金利差に基づいて計算されるが、
業者はそこにも差益(マークアップ)を乗せている。
受け取るスワップは本来の金利差より少なく、支払うスワップは本来の金利差より多い。
しかも高金利通貨は為替変動が激しい。
毎日数十円のスワップを受け取りながら、一晩で数万円の含み損を抱える。
トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ——スワップ狙いで地獄を見た人間は山ほどいる。
スワップで稼いでいるつもりが、
業者にスワップ差益を吸われながら為替差損で大損する。それがスワップ投資の現実だ。
なぜ業者は「勝てる」と宣伝するのか。
FX業者はテレビCM、ウェブ広告、SNS、アフィリエイトに莫大な広告費を使っている。
なぜか?新規口座を開設するトレーダーが増えれば増えるほど、業者は儲かるからだ。
新規顧客はスプレッドを落とし続ける。
高レバレッジで無謀なトレードをし、すぐにロスカットされ、入金し直してまたロスカットされる。
この「回転」こそが業者の利益の源泉だ。
業者にとって最高の顧客は、負け続けるトレーダーだ。
勝ち続けるトレーダーは業者にとって損失でしかない。
だからB-bookの業者は、勝ちすぎるトレーダーの口座を凍結することすらある。
業者の「初心者向け学習コンテンツ」を真面目に読んでいた。
今思えば、あれは「もっとトレードさせるための教材」だった。
勝たせるための教育じゃない。取引させるための誘導だ。
業者はお前の味方じゃない。
お前が負けるほど儲かる構造になっている。
構造を知ったら、次を考えろ。
スプレッド、B-book、スワップ差益、回転率ビジネス。
全てが「お前から金を吸い上げる」方向に設計されている。
この構造の中で勝ち続けるのは、ほぼ不可能だ。